正しさと分かりやすさ、結果論と現在進行中のこと
『ホン使』4章目、極限。
極限の存在は、覚えてるよ~(*´∀`)
でね、極限は、高校では微分積分の前に勉強したらしいんだけど、この本では、微分積分のあと。
なんで、教科書とは順序が違うのかというと、その方が分かりやすいから。
じゃあ教科書もその順序でやればいいやんと思うかもしれないけど、教科書は正確さを優先してる。まぁ、そうなるよね。
極限という概念を知っておけば、微分積分のときに生じる疑問に先手を打っておけるってことかな?
でも、思考の順序としては、微分積分に問題点があって、それを解決する概念、極限登場!って方が、ありがたい感じで覚えるよね(笑)
悩ませるためにおるんやないで、必要やからおるんや!って、極限も思ってるはず。
正確さと分かりやすさのどちらをとるかで、やり方が変わることがあるってことは、覚えてた方がいいなと思った。
学校は正しいことを教えなければならないから、その前に自分で『ホン使』で予習して、ざっくりとした理解ができてれば、教科書の理解も進みやすそう。
ほんと、高校生の私に教えてやりたいわ~(この本が存在してないけど)
結果論より現在進行中のことの方が、人は興味を持てる、ってことも思う。そしてそれは当事者意識を持てるからだと思う。決まっていること、分かっていることは変えようがなくて、ただ受け入れるしかない。自分が分かろうが分かるまいが。現在進行中のことは、正しいかどうか分からなくて、自分が口をはさむ余地があるし、なにか役割を果たさなければならないと思ったら、主体的に参加する人は多くなるよね。授業で教えられることに未確定のことなんてないけど、追体験っていうのも現在進行中のことに近いと思うんだ。だから、自然な思考の順序の方が興味を持てるよね。