ほんの一部でしょっと

読書日記か単なる日記

弾み車

『ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則』を8章まで読み進めた。

 

この本は、凡庸な会社が偉大な会社になるための条件を調査・発見している。

 

先日、【ストックデールの逆説】について触れたが、今日は【弾み車】の概念について触れたい。

 

全体像の図のなかで、弾み車っていう単語は、初めの方から出てきてたから、弾み車って何?って疑問に思いながら読み進め、ついにたどり着いた(笑)

 

なるほど~と思った。

物事を進めるときに継続は大事だということなんだけど、積み木みたいに積み重ねるというイメージより弾み車の方が、実際の飛躍の仕方に近いのかな。

 

一定の速度で成長するのではなく、加速度的に成長するっていう。最初つらいってことでもあるけど、後は良くなるよね。

 

8章まで読んで、「地道」という言葉が頭に浮かんでいる。「ローマは1日にして成らず」という言葉も。

 

一つの原因によって飛躍した会社はなく、やるべきことをこつこつやってきた成果が数年後、あるいはもっと後に現れる。

 

簡単に言うけど、

実際は

やるべきことを見つけるのも難しいし、

やるべきことから外れないのも難しいし、

やるべきことを続けるのも難しい。

ぽい。(軽っ)

 

偉大な会社が偉大な会社になるまでにたどった方法を一般化しているので、後は自分の会社に適用するだけだね☆

 

わたしはCEOじゃないので、個人に適用できるところを参考にしたい。根拠がしっかりしているので、読んでて納得できる。わたしは意外な教訓もこれを境に当然そうだよね、って思うでしょう(笑)

 

この本でいうところの「バスに乗せられる適切な人」になれるかな。(楽観的

日本人の桜観(さくらかん)

大そうなタイトルを付けてみる。

 

桜を見ると、「あぁ、きれいだなぁ」と思いますね。

しかし、ある本を読んで、「そう言われれば、そういう見方もできるのか」と衝撃を受け、それ以来、桜の季節になると思い出すようになりました。

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宮部みゆき著の『ぼんくら』。

主人公の井筒平八郎は、桜がきらいで、景気の悪い花だというのです。

下を向いて咲いているから。

 

それまで桜を悪く言うなんて、思ってもみなかったから、なんか記憶に残っています。

 

でも、下を向いて咲いているから、見上げたときに向かい合えて、好かれるのかな、なんて反論を思ってみたり。

 

本の本筋と関係ないw

けど、井筒平八郎の性格を垣間見せていますね。

 

具体的にはここしか記憶してない気もしますが、『ぼんくら』、おもしろい!という感情は記憶しています。

 

文体が好きで、ストーリーが気になって、登場人物が魅力的で、なにより料理がおいしそう。

 

そして不意に、わたしにとっては、死ぬ前の春までは桜を見るたびに毎年思い出す本になった、と。思いがけない場面で、記憶に残る文章に会うって面白いです。

 

 

歯茎の外側

また、本とは全然関係ない話。

 

今日気づいたんだけど、お湯を口に含んで、歯と唇の裏側の間にも流し入れたら、外側の歯茎の方にもお湯があたるわけなんだけど、歯茎の外側の方が内側より熱く感じる。

 

熱さに慣れてないからかな。

 

えーと、3日坊主を越えたかったの。

人差し指と薬指

もう、本の感想を書くのがしんどい。

ちょっとは読み進めたんだけど、

書くとなると、

良さを伝えたいとか思うと、

なかなか時間がかかりそうで、書き始められない。

 

書くこと前提だと、読み方も変わるね。どこを使おうかなーと。

それだといつもよりしっかり読んでるようにも思うけど、本に対して素直な感情で向かえてない気もする。

 

というわけで、全然関係ない話。

 

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人差し指と薬指の長さを比べて、薬指の方が長いと男性的らしい。ということは以前に聞いていたんだけど、今日、指の長さを見たら、薬指の方が長いではないか!

なるほど、だからスカートあんまりはこうと思わないし、突き・蹴りの型の練習が好きなのかな~とか思った。

しかし、あれ?そういえば前は、人差し指が長かったような?

薬指、成長したんか?!とも思ったけど、しばらくして見ると、人差し指の方が長く見える。また、しばらくして見ると、薬指の方が長く見える。不思議やな、と思ったけど、たぶんこういうこと、ってことが分かった。

 

若干、中指が傾いたら、指の長さが変わって見えるんだと。

 

中指が薬指の方に少し傾くと、薬指の方が長く見えたらしい。まっすぐにしたら、人差し指と中指は同じくらいだった。それはそれで、納得する自分。

 

指を傾けてる意識はないので、長さがすぐに違って見える原因が分かったときは、自分的には大発見だった。その後でもやっぱり違って見えると不思議に思うんだけどね。

 

いや、ただそれだけ。おやすみなさい。

 

希望と失望

『ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則』を読んでいる。

 

なるほど、がいっぱいの本。

 

普通の会社が偉大な会社になる条件とは何なのか、を調査・検討している。

 

「まぁ、そうでしょうね。」という結論ではなく、

事実を洗い出し、導いた結論は、「そうなんだ!」と思うことがいっぱい。

 

いま、一番印象に残っているのは、【ストックデールの逆説】という言葉が誕生したエピソード。そのなかの言葉に、ぞくっとした。

 

捕虜になっても生き延びるには、生きて帰れるということを強く信じていなければならないという話のあとで、

 

しかし生き延びられなかったのは楽観主義者だと。

 

この日までには出られると思っていたら出られず、次の機会にも出られると思ったら出られず、ということが続いていけば、失望が重なって死ぬのだそう。

 

だから、自分の希望することに強い確信を持ちながらも、自分が置かれている現実のなかで想定されうる最も厳しいことが起こりえると考えることも必要なのだと。

 

わたしは、生き延びようと思ったら、きっと楽観主義者になる。希望をもって過ごさなければいけない、と思って。それじゃダメとはびっくりΣ(゚Д゚)

 

困難にぶつかったときの教訓として、心にとどめておきたい。